子供が巣立ったあとの空虚感を埋めるために

これを読んでくださっている人の中には、子供が自立してポッカリと心に穴が空いてしまった方もおられるのではないでしょうか。

または、大切な息子を奪っていった嫁が憎いという感情にとらわれて、親子の関係が悪くなってしまった方もおられるかもしれません。

自立してくれてホッとした反面、子供のために必死に生きてきた半生はなんだったのかと肩を落として、生きる張り合いを見いだせずにいる方もおられるかもしれません。

子供が巣立ってしまったあとの空虚感でいっぱいになり、自分の人生とはなんだったのだろうと自分の存在価値まで分からなくなってしまう方もおれらるかもしれません。

他国のことはわかりませんが、日本の家庭の傾向として思うのは、夫婦あっての子供というよりは、子供あっての夫婦となり、夫婦関係をおろそかにしても、愛情を全て子供に注いでしまう傾向があるように思います。

子供が生まれた途端に「パパママ」と呼び合うようになるのは「日本だけ?」との疑問の声も…

日本では、子供メインの生活になることは不思議なことではなく、その結果子供が巣立ってしまった後は、深い空虚感に襲われるといったことも考えられます。

子供が巣立ち、空虚感に襲われる時期を過ごすのも大変な経験だと思いますが、子離れによる空虚感も自分でつくりだしているものだと思います。

厳しいことをあえて言うなら、子供が巣立ちいつかこの日がくることは前からわかっていたことで、子供が巣立ってからどう生きていくかの計画を立てていれば、それほど時間を持て余すこともなかったのではないでしょうか。

子供と親の人生は、いつまでも一緒ではないということを理解しておかなければなりません。

子供が巣立った後の空虚感を無くすには、自分が孤独になったという思い込みをまず無くすことです。

その為には、これまで子供中心だった人生を今度は、自分中心の人生へと切り替えていく必要があります。

これまで出来なかったこと、やりたかったこと、子供が巣立ち自由な時間があるからこそできることを探して、新たな人生の幕を開けることが必要です。

やっと得た自分の時間を今度は、自分のために存分に使うことを考え、新たな人生をスタートさせるような気持ちを持って良いのではないでょうか。

そう考えると、内面からフレッシュな気持ちが芽生えませんでしょうか。

「いやいやでも私にそんなパワーはないよ」とおっしゃるかもしれませんが、子育てを終えた人は、それだけで十分なパワーがあるのではないでしょうか。

これまでに、ママ友との付き合いやご近所との付き合いもあったと思いますが、そこで培ったコミュニケーション能力があれば十分だと思います。

子供を育てる中で得た責任感や忍耐力もあります。これまで子供に注いできた情熱を自分の時間に注げば、きっと充実した毎日を過ごせるようになると思います。

子供が巣立った後は、自分の人生を生きていくためのチャンスです。自分で幸せな時間を求めて行動できるチャンスなのですから空虚感に支配されていてはもったいないものです。

一歩外に出れば、同じように時間を持て余している人はおられると思います。これまでの人生で得た教訓を活かして友達をつくることは難しくないと思います。

子供に注いでいた情熱を自分の時間に向け、充実した毎日を過ごしてほしいと思います。きっとそれは、子育てというボランティアを頑張ってこれられた事へのご褒美です。

子供の手が離れ活き活きしている人達をみてください。皆様それぞれが自分の時間を有意義に、楽しみながら過ごしていらしゃいます。

ひとりで悶々としているなら一歩踏み出す勇気を持って、出かけてみてはいかがでしょうか。

動き出せばきっと新たな人生がスタートするばすです。