日常生活にみられる大我と小我の違いを仕事とマナーで考える | スピリチュアル専門サイト

日常生活にみられる大我と小我の違いを仕事とマナーで考える

【門次郎のスピリチュアルブログ】

日常生活にみられる大我と小我の違い

大我とは見返りを求めない愛で、小我とは見返りを求める利己愛のことです。

私達が生まれてきたのは、この世の修行を通じて大我に目覚めるためです。大我こそが本当の愛になります。

この記事では、日々の生活を例にあげて、大我と小我についてお話しさせて頂きたいと思います。

仕事に見られる大我と小我

あなたは、どんな気持ちで仕事をしていますか?

仕事にやり甲斐を感じている人の中には、人の役に立ちたいと願い仕事をしている方もおられるでしょう。

例えば、看護師さんや介護士さんなどは、直に人と関わることで、やり甲斐を肌で感じることができると思います。

そういった仕事で、やり甲斐を感じるのは「ありがとう」を言われた時ではないでしょうか。相手のためを想いサポートしてきた事が良い結果で表れた時はやり甲斐を感じると思います。

「ありがとう」と言われることを励みにするのは悪いことではありません。大変な仕事なのに、ありがとうの一言も言われなないのは辛いことですから…

しかし、大我の視点を持つなら、感謝されることばかりを求めて仕事をするのは間違いなのです。

「感謝されたいからやっている」では、見返りを求める愛になり、つまりそれは「小我」になります。

感謝されたら嬉しいのは当然ですが、感謝されなかった時「私がこれだけ尽くしてあげているのに、ありがとうの一言も言わないなんて何様!」と腹を立てたり無力感で凹んでしまうのは、見返りを求めている小我なのです。

これは、どの仕事にも言えることです。

私の仕事は、人の悩みを聞き、それに答えるのが仕事です。ご相談者様に、より良い人生を築いて頂きたいと願い、真剣にお答えしています。

お伝えした鑑定結果を読んで頂いた後、前向きな返事が来て感謝の言葉を見た時は、やはり嬉しいです。

ですが、反感や反論などの返事が来ることもあります。
以前の私は、その都度凹んでしまい、仕事がキツく感じることもありました。

しかし、それは「自分の想いをわかってほしい」「理解してほしい」「前向きになって頑張ってほしい」という自分本位な考えであり、小我だと気がつきました。

私の一番の役割は、ご相談して下さった方の悩み・不安の原因と対応策をしっかりとお伝えする事です。

感謝されるためではなく、悩んでおられる方々が、自ら未来を切り開き幸せな人生を歩んでほしいと願い、この仕事をしなければなりません。

冷静に考えれば、鑑定内容を読んだからといって、すぐ整理するのは難しく、実際に経験をしなければ納得できないことも多々ありますよね。

反感や疑問を抱く気持ちもわかります。

「大我」の気づきを得てからは、いつかご相談者様にわかって頂ける日が来たらいいなと、長い目で考えられるようになりました。

どの仕事にも言えることですが、感謝されることを目的とすれば、感謝されなかった時に辛さを感じます。

しかし、正しいことをしていると思えるなら、それだけで十分です。感謝されないことで、凹む必要もありません。

感謝されたいという小我を捨て、人のためになろうと純粋に思うことが、大我の仕事だと思います。

小我な仕事は、感情に振り回されて疲れます。大我な仕事こそ、冷静で的確な仕事ができるのだと思います。

マナーでみる大我と小我

新幹線を例にあげさせていただきます。

帰省ラッシュが起こる大型連休などは、新幹線の乗車率が100%を超え、自由席で座れない人も出てきます。

東京駅から乗ったあなたは座れたのですが、すでに自由席の乗車率は100%近くです。

品川駅に着くとさらに乗車率は増え、通路に立っている人も出てきました。

あなたの横には、杖をついたご老人が立っています。

あなたは、席を譲ることにしました。

席を譲る行為はとても素晴らしいので、大我な行為だと言えますが、大我か小我かの判断は、譲った人の心の中で決まります。

譲った理由が、「他の人の目が気になり、ひどい人と思われたくないと感じたから…」と言うのであれば、これは小我になります。

逆に、「ただ単に、しんどそうだったから譲った」と言うのであれば、それは大我です。

やっていることは正しくても、自分を主体に考えて行動すれば大我ではありません。

とは言え、見て見ぬ振りをするよりは全然良いのですがね…

心の中は小我であっても、親切をすれば自分に返ってきます。

因果の法則を知っていれば、人に親切にすることができます。

大我の善意に目覚めるのは、とても時間がかかります。しかし、少しずつでも大我に目覚めていくことが、自分の幸せに繋がります。

日常生活にある、大我と小我を意識しましょう。