挫折を経験する大切さ・失敗のない人生など生きる価値がない

2017/11/10スピリチュアル

挫折を経験したい人は少なく、誰もが失敗のない人生を歩みたいと願うものです。

もしも何かで挫折して落ち込んでいる方がいるなら、挫折感を味わうことはとても大切なことだと知って頂きたいのです。

かつての私は失敗することを恥だと思っておりました。しかし今では「挫折のない人生など生きる価値がない!」と断言できるくらいに、挫折感を味わうことは大切なことだと思います。

それは挫折を味わうことで、人は大きく成長するからです。このことを理解すれば恐れもなくなります。

挫折を経験することの大切さについてお話をさせて頂きます。

 
 
 

挫折を経験する大切さ・失敗のない人生など生きる価値がない

人生には努力をしても失敗して挫折することが多々あります。

そんな時は、目の前が真っ暗になり人生が終わったかのような挫折感を味わいますが、挫折をしたところで人生が終わるわけではありません。

『失敗は成功のもと』という言葉のとおり、失敗は大切な学びなのです。

挫折を経験し努力で乗り越えた結果喜びを知る。その過程こそが、人の成長には必要なのです。

たくさんの喜怒哀楽を経験するから、人は磨かれ人間性も向上するのです。

失敗も大切な学びなのですから、言ってみればどんな失敗も失敗ではなく良い経験なのです。

失恋も、離婚も、リストラも、借金も、すべては人を成長させための経験にすぎません。経験からたくさんの喜怒哀楽を学びます。

「喜」と「楽」だけを経験する人生なら、人はどれだけ傲慢になるでしょう。

挫折感を味わい、辛い経験をするから人の気もち痛みがわかり、優しさや思いやりを持つことができるようになるのです。

挫折をして苦しんでいる方も、過去に失敗から学んだことがあるはずです。失敗したから成長した経験は、誰もが経験することではないでしょうか。

自分の経験を振り返れば挫折が人の成長に必要な要素だと気づいて頂けると思います。

一度の挫折でくじけない三度目の正直

三度目の正直という言葉があります。

一般的に言われているのは、占いや勝負で、一度や二度は当てにならないが、三度目は確実であるということ。転じて、物事は三度目には期待どおりの結果になるということ。三度目は定 (じょう) の目。とされています。

この三度目の正直という言葉をご存知の方も多いと思いますが、これは一度や二度の挫折は想定内とし、三度目の成功と考えて丁度いい意味になります。

一度や二度の失敗を経験し、挫折感を味わい悔しい思いをするからこそ成功に繋がります。

三度目の正直にするためには、一度や二度の挫折でくじけてはいけません。くじけてしまえば、当然それまでになってしまい、努力が実ることはありません。

挫折感をバネにした結果、努力が実ることになります。これはすなわち、くじけずに努力した結果成功する、因果応報でもあります。

しかし実際には、三度目の正直ではなく、何度挑戦してもダメな場合もあります。その時はあなたに相応しい道は他にあり、道を変えるべきでしょう。

挫折感を味わうから人は強くなり成長します。逆を言えば挫折を知らない人ほどもろいものはありません。

挫折することは決して無駄ではない認識を持ちましょう。

挫折を経験させたくない親心

自分のことなら、挫折も良い経験になると言えるものが、我が子のことになると言えなくなる方も多いのではないでしょうか。

我が子には苦労をさせたくないという親心はわかります。しかし、その想いが強すぎると成長の妨げになります。

挫折を経験させないように転ばぬ先の杖ばかりを渡せば、子供は挫折から多くを学ぶことができません。

挫折を経験しないまま大人になれば、何かあった時に直ぐに潰れてしまい、苦難を乗り越える強さを持たない大人になります。

昔の子供は、走り回って転ぶことで、手をついて顔をぶつけないようにすることが自然と身についていました。しかし今では「走り回ったら危ない」としつけされ、転ぶ経験をしてこなかった子は、転んだ時に手を付けずに顔面を強打する子供がいます。

子供も失敗することで、失敗から学んでいます。失敗しなければ学べないことはたくさんあります。過保護になりすぎると、子供の成長の妨げになります。分かっていても敢えて転ばせるくらいで、丁度いいと思います。

子供にも失敗する権利があります。失敗や挫折する権利を奪うことで、人としての成長の妨げになります。

「獅子の子落とし」ということわざがあります。わが子に厳しい試練を与え、その器量を試すことで一人前に育てることができるという例えです。

我が子に挫折を経験させたくないと思えば、何もかも守ってあげたくなると思います。しかし挫折することがわかっていたとしても我が子の成長のために見守るのも親の務めです。

挫折を経験することは、人が成長するために必要な経験の一つで、とても大切な経験です。

どんな失敗や挫折をしても、人の成長に繋がるという視点があれば何一つ無駄な挫折はありません。

昔の人は「苦労の連続だった」と言いますが、人の成長の視点からすればその苦労は人の成長に必要不可欠であり、それこそが豊かな人生と言えるのです。

我が子に挫折を経験させたくない親心はわかりますが、それが行き過ぎると成長の妨げになります。

人生、何が起こるかわかりません。何が起きても生きていける強さは、挫折を経験しないと身につかないのです。時には心を鬼にして、突き放しながらも見守るのが親の愛ではないでしょうか。