見返りを求めない愛を知らずに招いた悲劇 | スピリチュアル専門サイト

見返りを求めない愛を知らずに招いた悲劇

【門次郎のスピリチュアルブログ】

見返りを求める愛

幸せになれない人の多くは、愛情のない人が多いと言われておりますが、かつての私は今よりももっと自分さえ良ければ良いという思いが強く、愛情のない人だったと思います。

愛情がないゆえに不幸だった私は、愛情がないと不幸になる事に納得しています。

愛情は与えるから返ってくる、与えなければ返って来ない。因果応報で当然の事です。

常に見返りを求めて行動していた私には縁のない話ですが、見返りを求めずに行動できるのは素晴らしい事だと思います。

例えば、自分へのご褒美を我慢して愛する人にプレゼントしたり、自分が食べたい物を我慢して子供達に食べさせてあげるなど、自分を犠牲にしてまで他者に愛情を注ぐ事は真の愛であり、何事にも代えがたい尊いものです。

しかし、その愛情も想いが強いあまりに押し売りになる事があります。

愛情の押し売り

愛情の押し売りとは、一言で言えば「これだけやってあげたのだから、あなたはそれに応えなさいよ!」これは、真の愛ではなくエゴを押し付けているエゴ愛になってしまいます。

「こうしたほうが良い!」と思うからといって、相手の立場や状況、相手の想いなどを考えず闇雲に事を進めたり、強引に物事を進めようとしていませんか?

それではいくら相手の為を想っても、愛情とは受け取られずに、おせっかいの押し売りだと思われてしまいます。

いくら「こうしたほうが良い」という想いがあったとしても、相手が納得していないなら、せっかくの愛情も空回りしてしまいます。感謝もされないし、逆に迷惑がられて反発を買う事もあります。

愛情の押し売りにならない為には、見返りを求めない愛でなければなりません。

本当に相手を想っての愛ですか?

ご相談を受ける中で、親族間の悩みも後を絶ちません。

家族内の人間関係問題、パートナーへの不満、お子様の将来の心配などの悩みを抱えている方は大勢おられます。

例をあげてみますが

「私は子供の将来を想って口うるさく言うのですが、どうして子供に親の想いが伝わらないのでしょうか?」と嘆いておられる方も少なくありません。

お子様の将来を想って口うるさくなる気持ちはわかりますが、純粋にそれだけでしょうか?

一見、お子様を想う気持ちが100%に見えますが、心の奥底には、自分が思う理想の道を歩かせたいというエゴがあるのではないでしょうか?

子供に一流大学を卒業させ、一流企業に就職させる為には「思い通りに動いてもらわないと困る」といった理想を子供に押し付ける事は少なくありません。

「それもこれも子供を想っての事!」という想いの中に、子供の気持ちを無視した親のエゴが見えます。

子供の人生は子供のもので、親のものではありません。親の理想と違う生き方をするのが課題になっているかもしれません。苦労は魂を成長させるので、親の言う事を聞かないで苦労をする事も必要です。

言って聞かせる事は大切ですが、それを押し付けるのは、お子様の意思を尊重していない事になります。仮に思い通りにならなくても、それがその子の人生で歩む道だと思います。

お金を貸す行為、それは愛ですか?エゴですか?

かつての私の事ですが、お付き合いしていた女性にお金を貸した事があります。

その女性は、3回に渡り私から25万円を借りました。

当時の私は貯金が0どころか、借金のある身で貸せるお金など持っていません。お金を捻出する為に、消費者金融からお金を借りていました。

普通に考えれば、できもしない事なら断るべきですが、どうしてそこまでして貸したのか?その動機が問題です。

女性が初めてお金を借してほしいと言ってきた時、「明日、借金の返済日なのにお金がない、返さないと大変な事になる!」と私に泣きついてきました。

給料日に返す約束で、私は数万円を貸しました。

貸したお金を返してもらう前に、また別の借り入れ返済期限が迫っているという理由でお金を貸してほしいと言われ、数万円を貸しました。

全くお金を返してもらっていないのにも関わらず、彼女の給料日には、またお金を貸してほしいと言われたのです。

理由を聞くと、「手渡しでもらった給料袋ごと失くして生活費がない」との事…

私はその給料でお金を返してもらう予定だったのに、失くした上にさらに貸してほしいと…

さすがの私も「これはおかしい …」と思いました。しかし「これが最後だよ」と言い、貸す事にしました。

貸したお金を少しずつでも返すと言っていた彼女は一銭も返しません。

数日後、それどころかさらに「お金を貸して」と言ってくる始末…

彼女に貸す為に借りた消費者金融からの借金が25万円になり、さすがにもう貸せないと断りました。

すると「冷めたから別れて」と言われ、彼女は音信不通になり消息不明となりました。

私はお金を貸す時に、建前上は彼女を想って貸してあげました。しかし、そこにはエゴもあります。

「お金を貸して優位に立ちたい」「頼り甲斐があると思われたい」など、下心があったのです。

「これだけしてやってやったのだから、俺に尽せよ!」的な恩を着せがましい思いがあったのも事実です。

彼女は始めから騙すつもりで私に近づき、私はお金を貸す事で彼女を支配しようとした。

そんな2人が引き合ってできたご縁でした。

騙す方も悪いですが、騙された私も悪いのです…

騙されたのは情けないですが、今思えば当時の自分がそれだけ未熟だった事を知らしめる出来事で、本当に良い勉強になりました。

私のように詐欺に引っかかるのも、見返りを求める何かがあるから足元をすくわれるのです。見返りを求めなければ、お金を貸さなかったでしょう。

私から逃げていった彼女はまた次の男性を騙すでしょう。彼女の更生を願い、お金を貸すべきではありませんでした。お金を貸さない事のほうが真の愛だったと思います。

見返りを求める事で足元をすくわれる。私のようにならないように皆様はお気をつけください。

ご本人がトラブルメーカーの場合も

ご相談をお受けしていると、自分は周りから苦労をかけられていて、自分が被害者という意識を持っているものですが、物事がうまくいかないのは、ご本人の問題という事も多いのです。

私は騙された被害者ですが、騙されたのは私の心に隙があったからです。被害者であっても、騙された方にも原因があります。

上手くいかない事を周りのせいにしがちですが、自分に原因がないとは言い切れません。

何事も冷静になって内観してみる事です。どうして上手くいかないのか?その原因が自分のどこにあるのか、問題の表面ばかりではなく、根本的な原因を見ていかなければなりません。

トラブルに巻き込まれる事が多い方、自分がトラブルを招いていないか考えてみてください。